なぜ業者オークションでは10年落ち以前の車の方が高く評価されるか

なぜ業者オークションでは10年落ち以前の車の方が高く評価されるか

車買取りのお店によっては、来店客の車を業者オークションに流しています。もちろん利益目的の為にその会場での落札を目指すのですが、ちょっと興味深いデータがあるのです。オークションでは、実は低年式の車は意外と高く評価されている傾向があります。

 

10年落ちの方が高く評価されやすいオークションでの落札

 

オークションで落札されている車は、もちろん非常に多彩です。高年式の車もあれば、その逆のタイプの車もあります。
年式を考慮すれば、一般的には高年式の方が有利に見えますね。買取会社としても、低年式車はちょっと敬遠している傾向があるのです。お店によっては、10年落ちの車は有料の引き取りになってしまう事もあります。
ところがオークションの会場の場合は、話は別なのですね。落札されている全ての車の中で、約30%前後は10年落ち以前の車なのだそうです。
具体的に申し上げると、2,004年よりも前に販売されている車の落札件数が非常に多いのですね。業者オークションでの全ての落札件数が、1万件だとしましょう。その中の3,000件くらいは、2,004年よりも前に販売された車なのだそうです。つまり業者オークションに参加している会社の方々は、10年落ちの車を案外と高く評価している事が多いのですね。正直ちょっと意外なデータだと思います。

 

業者にとっては10年落ちの車の方が落札やすい一面も

 

しかしそれには、きちんと理由があるのですね。そもそも2,005年以降に販売された車の場合は、ちょっとお店で販売するのも難しい事があります。というのもマーケットでは、一般的に高年式車は高く評価される傾向があるのです。それでお店に並べて販売する時の金額も、ちょっと高くならざるを得ないのですね。ですので車の落札者にとっては、ちょっとそれは購入しづらい一面があるのだそうです。
逆に低年式車の場合は、お店で低い金額で売る事もできるでしょう。却ってその方が売りやすいので、オートオークションでは低年式車の落札件数も多くなりがちなのですね。
買取店で車の査定を受けるとなると、10年落ちは確かに厳しいです。しかし中には10年落ちの車を買い取ってくれるお店もあるのですが、そのような所に限ってオートオークションを利用している事も多いのでしょう。「オートをオークションに流せば、たとえ10年落ちの車でも落札される」等と考えているからです。
ただ車の売り手としては、正直どの業者がオートオークションと提携しているかはよく分からないでしょう。結局は複数のお店で査定を受けて、10年落ちの車でも買い取ってくれる所を探すしか無いと思います。